ほん
十二年ぶりとかもう、ね……涙なしには語れないよね……。 外伝な短編集だけれども、堪能した。同じ世界を舞台にしたまったく別の話だけど、面白かった。 本格的な続きはまた一年後あたりかな。もう一年ぐらい長くもないやー(笑)
七夜物語(上)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/05/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (32件) を見る七夜物語(下)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/05/18メディア: 単行本購…
鬼談百景 (幽BOOKS)作者: 小野不由美出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2012/07/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (29件) を見るいかにも実話風な書き方が怖い。なにしろオチない。因果が不明。ほのぼのだったり…
怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4)作者: 恒川光太郎,東雅夫,大畑いくの出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2012/02/16メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る恒川光太郎なので読んでみた。子供に読んだらきっ…
トゥルークの海賊1 (C・NOVELSファンタジア)作者: 茅田砂胡,鈴木理華出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/07/24メディア: 新書購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (11件) を見るもう買うまいと思ったシリーズ。前回は買わずに済ませたんだ…
図書館借りだったので時間がかかったけどようやく全部読了。 受ける印象にだいぶ変動のあるシリーズでした。 最初は「うっわ乙女設定!」とか思ったけど、巻を重ねるごとに重く深くなってって、キャラ相関図とかなんかすごいことになってそうな素敵な複雑さ…
七月から新潮社で順次再刊行。挿絵は山田章博で書き下ろし。絵師変わらずに挿絵が変わるってなんだそれ新潮社版も揃えろと!? 本文リライトじゃないならとりあえず我慢か! 最初から出しなおすってことは新作はいつだ。GHのリライトも一年くらいかけたし…
まほろ駅前多田便利軒作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/28メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 114回この商品を含むブログ (374件) を見るまほろ駅前番外地作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/10/15メディア:…
天地明察作者: 冲方丁出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 28人 クリック: 758回この商品を含むブログ (405件) を見る壮大な事業を描いたハードカバーの厚い本にしては読み口がたいそう軽い。軽…
『ゴーストハント3〜乙女ノ祈り〜』 図書館貸与につき発売から二ヶ月遅れで読了。 さすがです小野主上。 超能力少女吊るし上げに至った学校側の事情が丸々加筆なわけですな。ぶらぼぅ。 それに絡む新キャラ中澤女史が良い味出してる。「あれ(ナル)は観賞…
「天使はうまく踊れない」 「セイレーンの聖母」 「十字架の少女」 「迷える羊に愛の手を」 「炎獄のディアーナ」 前・後 「天冥の剣」 1〜4 「星を堕す者」 前・後 「アーケイディア」 「荊姫」 「烈光の女神」 1〜4 「ヘヴンズ・クライン」 「ハイスクール…
素人に優しい宗教歴史ミステリ。 牽強付会な気味はたぶんあるんだろうけど、素人なので問題なし。説明が分かりやすくてなかなか面白かった。 薀蓄の楽しさが京極外国バージョン簡易版て感じ? ミステリが軽いし、あくまで簡易版なんだけど。
ちょっと前から気になってた『彩雲国物語』のシリーズを最近ようやく読んでます。 十二国記ほどの衝撃はないけど、年だけは喰ってもはや少女とは間違っても言えない私が読んでも充分面白い。てか、キャラ読みにはたまらないねコレ! 現代の感覚でいくと全体…
…………完結? これで完結とか言われてもなぁ。いいケド。楽しくないとは言わないさ。 そのうち新シリーズに飽きたら、今度は大人版のリィやファロッツが出てくるかもしれない。
うん……もうね。とにかく完結してくれればいいなーとか。
一日に一編ずつ、寝る前とかに読むのが良いと思う。
>> ネタバレ(?)注意 後味悪いし納まり悪いしもうなんていうか……。 それぞれの思惑とか事情とか絡まりあって気持ち悪い。ていうか、絡まりあって破滅に墜ちていく様が描かれれば、そうじゃないのに違うのにとのめり込んで思えただろうけど、破滅の入り口で…
前文の《他県民の友達を案内したいと思っても、「花」「イチゴ狩り」「ディズニーランド」な千葉本オンリー》に大うけ。 わーかーるー! そうなんだよね! いや鴨川シーワールドもあるけど(笑) というわけで、フツーの観光案内本とはちょっと違った千葉案…
端的にいえば、難聴者の女性と健聴者の男性の恋愛モノ(端的過ぎる)。 私はもちろん健聴者の範囲に入るけど、いくらか難聴なんだわやっぱり。とか思った。音が聞こえないんじゃなくて、言葉が聞き取れない事がけっこうあるってだけだから、健康診断的な聴力…
未完のクイーン、前田珠子女史……この方とことん長編体質だなーと、ちょっと笑いたい気さえする。 後書きで「次が完結」とか書くの止めたらいいのにっ。あれまだ続いてるよとか思って次の巻の後書き見たらまた次が完結って書いてある!(大笑) 外伝抜いても…
面白かったね。何がどうっていうか、全体に。なかなか。 キャラが独特でいい。語り口も分かりやすくはきはきした感じが好み。ありそうな中高生の生活。無理のない成長物語。すきだな。
フーバニアが特殊な場所で良かった〜。 そして陛下が良い人でよかった。 下手したら本当に蹂躙されるところだもんね。 後悔じゃすまないところだったよエラード。馬鹿め。
寺村輝夫『ぼくは王さま』 久しぶりに実家のそばの図書館行って、久しぶりに児童書コーナーに行ったら、妹が懐かしいと言って手に取った。懐かしい。すごいなつかしいよ。 名作って廃れないよなー。 それで、児童書コーナーって盛り上がるよね、という話で盛…
ネタバレ注意 良かった〜! ローランとエラゴンが和解するのは無理かと思ってた。裏切る家族がマータグで良かった。主にローランのために。 どうしてこんなことになったのかっていったらやっぱりエラゴンのせいだし、エラゴンが悪いわけじゃないと分かってて…
みんなしてかっこいいもんだから、このキャラにゾッコン! てのが出来ない〜。 マドゥ=アリとシャリースの妖しい関係に注目(笑) てか、エルディルがかわいい。かわいい! 誰かに焦点当てたサイドストーリーとかすげぇ面白そうなんだけど! ああなんか、シ…
単行本の分冊版。 エラゴンの無謀すぎる若気の至りの馬鹿行動でブロムが死んだんじゃなくて良かったー! あんまり映画がつまらなかったんで読んでみたけど面白いようん。ちょっと対象年齢低めなのか平易な感があるけど。良かった。 てかこれ、訳者さんも上手…
夢枕獏『ものいふ髑髏』 ちょっと微妙に怖い感じの短編集。夢枕獏っぽくない気がする。こんなのも書くんだねぇ。 時雨沢恵一『キノの旅12』 なんとなく再読。 伊坂幸太郎『チルドレン』 陣内さんって、もちろんここまで奇人変人じゃないんだけど、ちょっと父…
本業が閑古鳥。ここしばらくの暇さったらもうありえない! ありえなさっぷりがありえない! 胃が痛いよ!? 忙しくって残業が〜とかいう人には申し訳ないけど、暇すぎるのもかなり切実にストレスです。しかも仕入れがこれまたちょっと多かったんだ。ほとんど…
『オーデュボンの祈り』 未来を語るかかし、殺人を許された男――その島には、奇妙な者達が住んでいた。 当たり前に存在する奇妙さが大層面白い。 『魔王』 何気ない日常生活に流される事の危うさ。 なんだか妙に安藤兄にシンクロしちゃって、大層怖い思いをし…
いったいいつから書いてないのか。読書メモが主眼だったはずなのに、このブログ。 とりあえず作者とタイトルだけ書きとめてたのから、書いてないのをメモ。メモメモ。 小川洋子『偶然の祝福』 現実と非現実の間で揺れ動いているような短編集。好きな感じだ。…