若木未生 ハイスクール・オーラバスターシリーズ

「天使はうまく踊れない」
「セイレーンの聖母」
「十字架の少女」
「迷える羊に愛の手を」
「炎獄のディアーナ」 前・後
「天冥の剣」 1〜4
「星を堕す者」 前・後
「アーケイディア」
「荊姫」
「烈光の女神」 1〜4
「ヘヴンズ・クライン」
「ハイスクール・オーラバスター ミレニアムBookNEO」
「不滅の王」
「永遠の娘」
「オメガの空葬」
 
何故か唐突に読みたくなって、実家帰った折にごっそり持って帰ってきた五月九日。
続きがずっと出てないのは知ってたけど、番外はどうなのだろうと検索かけたら新刊情報。七年ぶりの本編続刊。
五月十七日、発売。
……え?
一週間後ジャン!! なにこのタイミング! 天啓!?
わー、とか、わー、とか思いながら一週間かけて既刊分を読了。それだって二十冊からあったわけだが、母の日だなんだでこのところずっと本読んでなかった反動でタガが外れて突っ走った。読了。
実のところガッツリハマってたのは天冥か、せいぜい烈光あたりまでで、ティーンじゃなくなってしまった身としてはもはや惰性といえなくもないのだが。
ていうかこのシリーズ、途中で作風変わってるよね。烈光のあたりか、それ以降から特に違ってる印象。あいだ開きすぎか作者の成長か。あとがきの変遷がちょっと面白い。
そりゃあ二十年もやってりゃいろいろあるよね。読む側だって書く側だって年取るしね。とは思うが、しかし。
詩デスカ、と言いたくなる観念的表現を少し抑えて、もうちょっとテンポとかキャラとかに重点置いて欲しいと思うのはワタシの理解力がヤバいのでしょうか。
飲み込むのに一手間かかる文章は読んでて疲れるですよ……初期のテンポは好きだったんだけどなぁ(遠い目)
 
で、新刊。
「天の聖痕〜ハイスクール・オーラバスター・リファインド」
うん、オメガもそうだったけど、思いっきり『続く』なのね。
また七年とか開かないといいなぁ(空笑)