高村薫『マークスの山』上下

マークスの山(上) (講談社文庫) マークスの山(下) (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続殺人として開花した―精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた…。謎の凶器で惨殺される被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は?マークスが握る秘密とは?捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血の殺人者を追いつめる警視庁捜査第一課七係合田刑事らの活躍を圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説の誕生。    ――Amazonより

殺伐で鬱々でぐったり。直木賞ね……ははは(虚)
硬い文章で重い話を書けば傑作になる訳じゃないと思うですよ。読書は基本的に娯楽だと思ってるので。しかもあんまり重くもないか。
レディ・ジョーカー』は結構面白かったような記憶があるんだけどな……。