久々の……。

なんにも予定のない休日。一歩も部屋を出るまいと決意して、お菓子やらなにやらも用意して、一日巣篭もりしてました。
店でも実家でも出先でもなく、部屋で夕飯食べたのって何ヶ月ぶりだろう……。

有川浩『空の中』

空の中

内容（「MARC」データベースより）
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か-。第10回電撃小説大賞大賞受賞作家の第2作。 　　――Amazonより

文庫のラノベだと思い込んでたら、ドカンと厚いハードカバーでびっくり。しかし内容はラノベだった。
高巳と宮じいがカッコイイのだが、も一人主人公クラスの瞬ってのが良く分からなくて、いまいちのめり込めなかった。
間違いを認めたくないというならともかく、間違ったと思っているならどうしてそっちにいくんだろう。一人殺すも二人三人殺すも同じことだと思っているのか。フェイクの心情を思いやってるようでいて、全然まったく思いやってないよね。自分の為になかったことにしてしまいたいだけで。
衝くならそこだと思うのだけど、諭し役の大人が優しい。
でも楽しかったな。綺麗に大団円だし。テンポのいいB級映画観てる感じ。

『南極物語』

南極物語 [DVD]

言わずと知れたタロ・ジロの話。観たのはたぶん初めてだ。
風景がすごい。吹雪もすごい。どうやって撮ったんだ、というようなシーンもずいぶんある。どうやって撮ったんだろう。
淡々とした感じなんだけど、結構泣けたな。かっこいいぞ、リキ！　風連のクマ！
この手の作品に接すると、どこまでが事実で、どこまでが事実から導き出した推測で、どこまでが事実を基にした想像で、どこからがフィクションなんだろう――って事が常に頭の片隅から離れないヒネクレモノな私。うーん、資料漁ってみようかなぁ（とはいつも思うが、実際やることは少ない）

ICO

ICO PlayStation 2 the Best

思ったとおり好みで楽しい――が、行き詰ってしまっている。
しばらくやってなかったのを、二時間くらいやってみたけど、やっぱりまるで進まなかった（暗）
主義に反するけど、攻略サイトでも覗いてみるしかないか。

最近――

『彩雲国物語』と『図書館戦争』というシリーズが気になってる*1。
今度『彩雲国物語』のアニメが放送されるようで、ダイジェスト番組を（早送り込みで）観てみたのだけど。
馬鹿なフリをしているけど本当は文武両道超美形な最高権力者が、主人公の女の子を好き――らしい。
うわっ、乙女設定！　なんて思っちゃったよ（笑）
原作読みたいなぁ。でも図書館、一巻だけ予約が重なってるんだよね……。先にアニメ見ても大丈夫だろうか。
紙媒体でちょっと気恥ずかしいようなものって、アニメだと倍増した挙句に爆笑だったりする危険があるってことを、『ガラスの仮面』で学んだからなぁ。うーん。

*1:読書傾向が似ている書評サイトの管理者さまや、こっそりファンの二次創作サイトの作者さまが最近ハマってるとおっしゃってたり、あちこちで名前を聞いたりするから