上遠野浩平 ブギーポップシリーズ

ブギーポップ・リターンズVSイマジネーターPART.1 (電撃文庫)
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーターPART.2 (電撃文庫)
ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」 (電撃文庫)
ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 (電撃文庫)
一作目で思ったこと。
世界の危機は学園規模でやってくる。
ここまで読んで思ったこと。
探偵は殺人事件を招き、ブギーポップは世界の危機を招く。
ある種のシリーズの探偵役人物、その事件遭遇率の異様さは暗黙の了解ってものでしょうが、似たものを感じます。
その手の大前提に突っ込みいれる気はないけど、あの状況で普通の女子高生にあんな台詞をすらすら言えるだろうか、とか、なぜそこで何の躊躇もなくそっちにいく!? とか、そういう登場人物達がちょくちょく出てくるのは気になる。理解が足りないといわれればそれまでだけれども。
ところで、これって“セカイ系”らしいんだけど、そもそもセカイ系って何?
――と思って調べてみたら、“その手の大前提”がつまりセカイ系? あれ?
最終兵器彼女』もそうらしいが、私はあれは一種のファンタジーだと思ってた。
…………結局よく分からない。
しかしネットって便利だなぁ。ちらっと気になったことがすぐ調べられる。