小川一水『疾走! 千マイル急行』上下巻

疾走!千マイル急行〈上〉 (ソノラマ文庫) 疾走!千マイル急行〈下〉 (ソノラマ文庫)

――上巻――
強力無比の蒸気機関車に引かれ、大陸を横断する千マイル急行。磨き抜かれた漆黒のボディ、贅を尽くした内装。だが、選ばれて乗り合わせた若者たちの心が躍るのは、その豪華さ、力強さからだけではない。はるか東の未知なる都市が彼らの訪れを待っているのだ。しかし、その華麗な列車におよそ不似合いな、まがまがしい車両が連結された時、旅の様子は一変した―。
――下巻――
栄光の祖国を奪われた、豪華寝台列車「千マイル急行」とその乗客たちは、装甲列車に守られて、固く封印された謎の貨車とともに、ようやく、東方の友好国にたどり着いた。だが、援軍を得られるはずのその地で、軟禁の日々が続く。祖国滅亡か再建か?それを決めたのは若き乗客の決意だった。今こそ、千マイル急行は遥かなる希望の地へ。
    ――セブンアンドワイより

まぁ、こんなもんなのかな。ちょっと期待が大きかったカモ。なので、まあまあ。