雷のコト

雷が好きv 
昨夜、というか本日未明。雷がバリバリ光ってました。ひらめく雷光、とどろく雷鳴――心が躍って仕方がないです。落ち尽きなく窓から空を見上げたりちょっと外に出てみたり(←バカ)
どうして、いつから、雷が好きなのか――たぶんそれは分かっているのです。
小学校一年、もしくはそれより少し前、夏祭りの練習か何かで夜に家の近くの広場にいた時のこと。突然雨が降ってきたのだったと思う。空を仰いだ視線の先で、雷光が空を割った。
頭上高く。暗い空に。太い光の線が、大音響と共に真っ直ぐ空を走り抜けた。
後にも先にも、あんなに素晴らしい稲妻を見たことはないのです。たぶんあの瞬間から、私は雷が好きなのだと思う。好きというか、いつかもう一度、あの時の稲妻を目にしたいと思っているのだろう。だから雷鳴を耳にすると、ついつい窓辺に駆け寄って空を見上げてしまう。
大きな声では言えないけど、実は台風も好き。でも雷は台風と違ってそうそう被害も出ないから、無責任に楽しめるところがまたステキなのです。