趣味読書改め趣味ネット小説読み

最近まったく本を読んでいない。ひたすらネット小説を読んでいる。出版書籍の方が断然面白い率は高いのになんでだろうと考えてみた。
あれだ、一種の賭けだ。
気に入るか気に入らないかは読んでみないと分からないのはどれも一緒で、しかしネット小説は面白いのと面白くないのとの差が激しい。その落差が、ある種ギャンブル的な要素となってすっかり中毒だ。
発掘作業的な面白さもある。
面白小説捜索には、ランキングも書籍化もほとんど指標にならない。書籍化したんだから面白かろうというとそんなことはない。昨今のラノベ業界はちょっと人気があれば即書籍化な印象がある。ひとつも完結させたことがない人なのに大丈夫なんだろうかと思ったりする。これプロットないだろうノリと勢いで書いてるだろうどこを目指してるんだいいのかと思ったりする。
そもそも投稿サイトのランキング上位なんて、テンプレをちょっとひねった大衆受けする話を、コンスタントに更新しつつダラダラ続けてるものが多い気がする。
長く続けてれば読者も増える。それなりに面白ければ人気も出る。そんな話が書籍化する。はっきりいってどうでもいい。買ってまで読みたいとは思わない。
いや、書籍化作品の全部が全部そうとは言わないけど。
そんな中、ランキングにも入ってない書籍化もしてないでも面白い、そんな話を見つけるのは妙な達成感がある。
ネット小説は投稿サイトだけではないし、その世界は広大だ。しかも玉石混淆もいいところだ。それが楽しい。