サハラに舞う羽根

サハラに舞う羽根 [DVD]

サハラに舞う羽根 [DVD]

内容(「Oricon」データベースより)
19世紀末、1人の青年が戦場へ行くことに疑問を感じ拒んだ。だが戦場に向った友人達が壊滅寸前と知り、彼は愛するものを救う為に戦場へ向い真実の愛と友情を見出していく姿を描いた壮大なスペクタクル・ロマン。    ――Amazonより


大分前にビデオに撮ったまま放置していたのをようやく見たわけですが。

アブー・ファトマって誰なの、いったい何者なのーっ!? かっっっこいいっ!!
なんかもう黙々と助けになって。何故なの? そのへん何も言ってなかったよね?
お父さんが雇ったとか頼んだとか、お父さんが現役中に友情を育んだ人だとかその息子だとかそういう事じゃないかと思うんだけどどうなのよ。
ハリーはもう、髭あったほうが絶対かっこいいから! なんで帰っちゃうかな! アブーと一緒に現地で暮らそうよ!(←無茶)
――とまあ、俗な見方でごめんなさいですが、面白かった。
言葉を使わない表現がうまいよね。
ジャックがハリーの顔を触って、あの時の人だと気付くシーンがすごい、いい! わざわざ確認しないんだよ。いろいろ複雑でよそよそしかったのが、隣に座って思い出話始めるんだよ。うーわー。
あ、あと戦場シーン! 方陣に四方から駆けて来る敵の群れ! 方陣小さっ! 怖っ! 「退却」の号令に「どこに!?」って思わず叫びたくなり。迫力あったなー。
難があるとすれば……うん、やっぱり帰ってきちゃった事かな。
本人「いつか帰れるなんて馬鹿なことを思っていた」とか言ってるし、お父上だって「二度と連絡はないだろう」とか言ってるのに、ちゃっかり帰ってきて元婚約者ともいい雰囲気。これで“汚名返上をキッカケとした命を懸けた友情”が“汚名返上目的”みたいな印象になったんだよね……。