a thousand winds
- アーティスト: 秋川雅史
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 250回
- この商品を含むブログ (67件) を見る
これってあれですね。英語の原詩は作者不明の。前に新聞に載っていて、印象的だったのでメモしてあります。歌詞も読んだけど、詩としてはこちら↓の方が好き。
あなたにそっと教えます
こう考えていてください
わたしは今でもそばにいる
わたしは眠っておりません
わたしは吹きゆく千の風
ダイヤときらめく雪の映え
みのりの穂波にふる陽ざし
やさしくぬらす秋の雨
あなたが目覚める朝(あした)には
わたしはいそいで舞い上がる
輪をかく小鳥のうずとなり
夜には淡い星となる
わたしが行ってしまったと
考えるのはお止めなさい
あらたな夜明けがくるたびに
わたしはあなたと共にいる
訳/住山一貞
04.09.10 朝日新聞
原詩も探してみました。
a thousand winds
Do not stand at my grave and weep;
I am not there, I do not sleep.
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.
When you awaken in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.
原詩/作者不明
追記
リンクを辿ってぐるぐるしてたら、別の訳も見つけました。直訳っぽいけど、これもいい。
南風 椎『あとに残された人へ 1000の風 (ポケット・オラクル・シリーズ)』三五館
一度引用したのだけど、やっぱりまずいかなーって気がしてきたので削除しました。
住山さんのほうは……出版されてるわけでもないようだし、知名度低いみたいだけど好きなので、紹介したい気持ちが強い。どうなんだろう。
とりあえず、話題になってる新井満さんの訳は、転載するなら写真詩集を読めって事になってるのでトップページへのリンクだけ。この右端に関連ページへのリンクがあります。→ http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/
これはねぇ……歌詞だからなんだろうけど、繰り返しが変に多くて好きじゃない。歌として聞いてみろって事かな。
いくらか意訳になってるけど、やっぱり住山一貞さんの訳が一番好き。
原詩を良く見てみると、韻を踏んでるんだよね。weep、sleep。blow、snow。grain、rain。hush、rush。flight、night。cry、die。
これっくらい意訳しちゃった方が、雰囲気は近いんじゃないかと思う。
調べてみると、いろんな人がいろんな訳をしてて面白いです。