屋久島旅行

昨日の続きです。長いぞ。

二日目

祈りが通じたのか、晴れました。台風がすぐそこまで迫っているというのに、良い天気です。
この日は、エコツアーでリバーカヤックに挑戦。同行した別のグループの一人が、私と同じ名前でした。漢字も同じで、なんとはなしに親近感♪
安房川の河口付近で青い川と青い海を眺めながら、乗り方降り方漕ぎ方、転覆した際の対処などを教わってからいざ川へ。
これがなかなか難しい。まっすぐ進んでくれない。ちょっと進んではクルリ、ちょっと進んではクルリ。勝手に曲がって、立て直そうと漕ぐも更に曲がり、諦めて一回り――を何度やったことか(笑)
それでも、満ち潮に助けられてするすると第一ポイント“アコウの砂州”に到着。
水は冷たかったけど、慣れてしまえばさほどでもなく。足元が暖かな海水で、二層になっているのが面白い。ライフジャケットでぷかぷか浮くのは気持ちよかった♪
戯れる間もなく逃げてしまったカニは諦め、小魚を追いかけて走り回ってしまった私は2×歳……(笑)
そこから更に川を遡り……サルを目撃。シカもいたらしいのだけど、残念ながら見つけられなかった。
そして岩だらけの中州で昼食。火を熾して焼きソバ&よく冷えた缶ビール♪ しかし焼きソバのみだったのが微妙に不満……。せっかく鉄板運んで来たんだし、もうちょっと何か焼こうよぅ。
再度遡行を続けると、川幅が狭くなって岩が多くなり、上流な雰囲気に。またカヤックを降りてシュノーケリング。いろんな魚がいたり、ウナギだとかヨウジウオだとか捕まえた人がいたり、ものっすごく水が綺麗で水なんてないかのように見えたりしたけれども、ムチャクチャ寒い!!
ここまで来ると、川の水がとても冷たいのです。早々にあがって、温まった岩に張り付いてしまいましたよ。私一人で。何故みんな平気なんだ。
帰りに少し靄が出て、川面をゆらゆらしてました。幻想的で素敵〜♪
今度は沢登りをしてみたいけど、やっぱり冷たくて寒いのかなぁ……。





この日の夕食は、黒豚のヒレカツでした。写真を撮り忘れた……。

三日目

前日、明後日帰るのだと話したら、ツアーガイドさんが散々に脅してくださいました。帰れないぞ、と。
しかし台風はその足を速め、三日目のこの日に屋久島最接近です。この旅のメインだった縄文杉ツアーは中止です(涙)
馬鹿な観光客らしく、ちょいと出かけてみました。
丸一日宿でくすぶってるのもイヤだーと思ったのだけど、店がどこも開いてない。
関東圏の人間が体験する台風はたいてい出がらし、というガイドさんの言葉を痛感しました。雨は断続的で普通に大雨なんだけど、とにかく風がものすごい。とンでもなくすごい。恐れをなしてさっさと帰ってきました。
途中、なんとなく親近感♪ な彼女とお連れ様に再会してビックリ。今日は帰れないので飛行機を取り直しに行くのだ、とのこと。お疲れ様ですー。
そんなこんなで本物の台風を初体験〜と思いきや、地元の人によると大した事のない部類だったそう。うぅむ。
スーパーだけ開いてたので、お酒とおつまみを買い込んで部屋で酒盛り♪ 何をしてるんだオマエラ、と思われる向きもございましょうが、他にすることないんだよぅ。これはこれで楽しかったデス。
最後の夕食は、カニグラタンと、イカとサバのフライ。名産であるところの首折れ鯖かどうかは分からないけど、美味しかったデシタ。


最終日


台風一過で曇りのち青空。そこに虹!
虹ですよ、虹。大きくはっきりきっぱり虹。写真だと少し薄いのだけど、本当に絵に描いたような虹でした。根元に行ったら捕まえられそうな。
しかも、二重!!
分かるでしょうか。ハッキリした虹の上に、うっすらともう一本の虹が。色が逆転するんですね。こんなの初めて見た。
すっかりいい気分になって港に向かい、お土産物色。割引してもらって、更にいい気分♪
船がちゃんと出ることを確認し、屋久杉クラフト体験でストラップ制作。やりたかったのだ。すげー楽しい。
“なごりの松原公園”を後に、鹿児島北埠頭へ。

行きは曇でようやくシルエットが分かる程度だった桜島がハッキリと。

そういえば、写真は撮らなかったけど路面電車があるのですな。それもいろんな型が。
行きに見たレトロな雰囲気のが一番可愛かったけど、タクシーの運ちゃんの言によると、夏場にビアガーデンと化す車両があるのだそうな。面白い。乗ってみたい。というか飲みたい(笑)
さて。鹿児島中央駅駅ビル地下で“こむらさき”のラーメンと名物“白熊”を食す。“白熊”はこれでベビーサイズ。普通サイズの巨大さにおののいたですよ。
 

それから鹿児島空港で足湯に浸かり、帰ってきたのですが……足湯で親切に写真を撮ってくださったお兄さぁん、ものすごくブレまくってますよぅ(苦笑)

まとめ

また行く!!(断言)