「99%の誘拐」岡嶋二人

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。
   ――セブンアンドワイより

スピード感が凄い。古い作品なのだけど、全然そんな感じはしないですね。面白かったです。