「分身」東野圭吾

分身 (集英社文庫)

分身 (集英社文庫)

函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた――。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。
鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か? 現代医学の危険な領域を描くサスペンス長編。   ――裏表紙より。

鞠子と双葉、二人の視点が交互に描き出す出生の秘密。双方を知ることの出来る読者だけに分かる事実。すれ違うようにして交わらない二つの線が、ようやく出会った時――。
面白かったです。