(非公認)読者大賞blog

(非公認)読者大賞blog の企画「時代小説ベスト」なるものにエントリーしたいと思います。ざれこサマ、よろしくお願いいたします。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2) 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。
――セブンアンドワイより

壬生義士伝」です。浅田次郎の「壬生義士伝」(←しつこい)
歴史モノといったら、これはもう絶対にはずせません。読みながら読めなくなるくらいボロボロに泣きました。本を読んでこんなに泣いたのって、ちょっと他に思いつきません。何度中断したものか(苦笑)
「孤宿の人」もあげようと思ったんですが、もうエントリ済みですね。「竜馬がゆく」も。
竜馬がゆく」は私の読書傾向を変えた(というか、広げた)本です。それまで歴史モノは苦手だったのですけどねー。もうもう、竜馬がかっこいいったら! それで惚れて幕末に興味を持って、新選組にはまったのですな。
竜馬の話で、「竜馬がゆく」以外のいい本って何かないですかね。