心霊探偵八雲2――魂を繋ぐもの

心霊探偵八雲〈2〉魂をつなぐもの

心霊探偵八雲〈2〉魂をつなぐもの

余計な期待は一巻を読んだところ*1で雲散霧消*2しておりますので、そこそこ楽しめましたデス。しかし……*3同一地域、同年代、女性、右足首に擦過傷――共通点がそれだけで即座に連続殺人と断定するのはどうなのでしょう。警察はそこまで短絡的じゃないと思うのですが。殺害方法も発見場所もまるで違うのに。連続であることを視野に入れつつ別々に捜査するんじゃないかな、とりあえずは。
まあ、探偵ものの警察は見当違いの捜査をするものなのかもしれませんが。それにしても、即座に断定っていうのが……。
あと「あれ?」と思ったのが、最初のシーン。後藤さんは派出所に一人でいたのでしょうか。基本的には二人以上でいるものなのでは?  相棒が席を外してるとか田舎の警察でそもそも一人しかいないとか、ちらっと触れてくれれば落ち着くのに。
ああでも、警官は基本的に二人以上で行動するっていう私の認識が間違ってるのかも。うーん?
……気に入らないことを訴える時の方が饒舌な自分にも、うーん(苦笑)

*1:その感想はこちらの7/21の日記

*2:ずぅっと「うさんむしょう」と読んでいた。変換されないので調べたら「うんさんむしょう」だった。うわあ(恥)

*3:ネタバレにつき隠し文字。そしてちょっと酷評。お好きな方は読まないように! 要反転