RAVE 一巻〜読みかけ

RAVE(1) (講談社漫画文庫)

RAVE(1) (講談社漫画文庫)


もうね、素晴らしい王道っぷり。夢と! 希望と! 勇気と! 絆! 少年漫画の王道だよね!
しかし……「世界のために!」とか「仲間のために!」とか「絆と勇気が力になる!」とか大真面目に連呼されると気恥ずかしくなってしまう穢れた大人なワタシ。真面目なシーンなのに笑いたくなってしまうのを何とかしてくれ(笑)
以下酷評につき隠し文字。

ワンピースやファイナルファンタジーのぱくりだとネット上で酷評された作品らしいです。このへんあれだーとかこれだーとか結構ワカル。どっちが先に世に出たのか気になって調べてしまうくらいには。(←調べてみて酷評されたらしいと知った)
ハルはちょっとまともなルフィ、ムジカはそこそこ真面目なサンジ、レットはわりと勤勉なゾロ、エリーは金に汚くないナミ、ルビーは医者じゃないチョッパー……これでいくとウソップがプルーかグリフになるんだが(笑)
もちろん真偽の程は知らないが、こっちの方が断然面白くない事は確か。王道ってのは上手くやらないとありきたりに通じるんだよね。
その点「One Piece」は凄いと思う。王道まっしぐらのくせに各々の目的がてんでんバラバラだし。誰も仲間のためとか言わないし。だれもかれもすんごい自己中だよね。それでわりと泣けるのがすごい。捻くれた大人にしてみれば、だからこそってのもあるんだろうけど。「世界のために!」とか「俺達仲間だろ!」とか熱く言われると、けっこう引く(笑)
そういえばワンピースどこまで読んだかなー。だいぶグダグダになってた気がするけど、いまどうなんだろう。そのうちまとめて読みたいかも。