ナルニア国物語―第一章 ライオンと魔女―

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 [DVD]

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セントールがかっこいい!! ハリー・ポッターのセントールなんて目じゃないわっ!! 素敵!
――というところから、私が《ハリー・ポッター》や《指輪物語》など、このテの映画に何を期待しているのか、最適な表現を思いついた。
ストーリーに関しては、本のほうがエピソードも多いし、良いに決まってる。それでも映画になったと聞けば、どうしても観なきゃという気になるし、たいていかなり満足する。
それは、挿絵としての期待をしているからなのだ。言い換えれば、挿絵として以上の期待はしていない。
だから、エピソードが割愛されていてもさして気にしない。フォーンやセントールやドワーフが、古城や森や平原で動いたり喋ったりしているだけでだいたい満足(笑)
記憶が鮮明なうちにコレを挿絵に再読しようと、図書館に行って来たのだけど……全部貸し出し中なうえに予約まで入っていた。
ま、そうかなとは思ってたけどね……。
しかしこの話、原作からしてそうなのだけど、アスラン復活が“えー……”て感じ。それと、一滴でどんな怪我でも治す薬。
「正義は勝つ」なのはまあいいとして「犠牲なくして勝つ」のはちょっと違う気がするわ。
そういう、「善なるもの」に対する依怙贔屓っぽいところが、ちょっと鼻につく感が無きにしも非ず。

まあでも、CGと特殊メイク他、万歳!